石州和紙会館ディスプレイ設計
2019年からお手伝いさせて頂いている、石州和紙販路開拓支援事業ですが、今年度最初は、石州和紙会館の中をプチリニューアルさせて頂きました。
世界中から和紙ファンが訪れる場所を目指し、OPENして12年目になる石州和紙会館。
現在は和紙好きな50代以上の方々がゆっくりと訪れる、知る人ぞ知る場所となっています。
この度、石州和紙女子チーム「tennel(てねる)」と一緒に、20代30代が気軽に手に取れる「和紙のある暮らし」をイメージできる場所へとリニューアルさせて頂きました。
仕様は大掛かりな改装はなく、什器の入れ替えのみでの対応。
その為、浜田、三隅地区で廃校になった小学校などから什器をチョイスし、再利用させて頂きました。
和紙原紙の貼られたテーブルの上には、廃校からいただいてきた木のお道具箱を利用して平台にして高低を付ける感じに。
草花をいれてる花瓶は理科室にあったビーカー&フラスコです。
コロナ禍での対応の為、サポートに訪れる時は接触を避けるために車で移動し、黙々と作業を開始。
若い女性たちが、ここに来て和紙のコトを知ったり、買い物を楽しんだりする場になればと思っております。
石州和紙会館は、2020年6月2日リニューアルオープンとなりました。
是非皆さんもお気軽にいらして下さい。