1990年設立の前会社　東京のHERSTORY（ハー・ストーリィ）は35周年。

35周年の節目を迎える記念イベントが開催されるとあって東京に行ってきました。

立ち上げから一緒に歩んできた私は20年に独立して、

新会社はストーリィプラスで新しい道を歩みはじめましたが

お互いの会社が、ここまで続けられるとは奇跡の積み重ねのようです。

お祝いの言葉を何か考えなきゃと

設立10年目の記念に日野とさとうの共著で10年の軌跡を残しておこうと自費出版した

『私たちの会社はじまり物語』を久しぶりに読み返しました。

同じテーマでその時どう感じたか、どう行動したかが一人づつ綴られる構成にしていて

今でもそのシーンが蘇ります。

あの頃は10年で人の3倍も生きたような濃密な日々でした。

本の中は“ワークライフバランス”という言葉すらなかった時代で
子育てと仕事を両立することを当然のこととして切り拓いてきた、

私たちの小さな勇気の記録がたくさん残っていて、

今振り返ると、全部が愛おしい。

「結婚しても働けそう、そんな言葉が自然に誰かの口からこぼれるような

社会をつくりたい」その思い一心で動いていた二人がいます。

そこから四半世紀を超えた今はまさにそんな社会になってきています。

ここまで会社として生き残ってこられたのは、運とチャンスに恵まれたからだけではなく、
小さな勇気と「行動してみよう」という気持ちが積み重なってきたからと感じます。

そして、これからも、私たちの物語は続いていきます。
無謀でも正解がなくてもここまで進んで来られた私たちなら、

きっとこの先も、未来を切り拓き、次世代へ繋いで行けるはずと2026年も頑張りたいと思います。

本はこんな感じに、同じテーマでふたりが書いていきました。

10年の間の出来事を綴っていました。

「仕事は作り出すもの」って項目も

当時はなかなか依頼がなくて・・・
企画を作って自分たちで実行してそれを企業に見てもらって仕事を受注していました。

パーティではその「はじまり物語」を持っていき

大役の乾杯のスピーチをさせていただきました。

小さかった私たちの娘たちも大きくなって久々にこの夏、

広島で再会を果たしました。