それぞれの起業のありかた。
ひろしま「ひと・夢」未来塾、起業準備コースを今年は弊社で企画運営をしています。
1回目の講座を終え8月に入り15名の塾生メンバーおひとりおひとりと
事務局メンバーでミーティングを重ねています。
これからの活動する上でのビジネスプランはどうする?
収益が考えられる地域の資源を使ったサービスや商品は
何にする?
それで個性や独自性が出せる?
などなどzoomを使って真剣にメンタリングミーティング。
これから中山間で起業を考えようとする皆さんの頭の中はとても柔軟で前向き。
アドバイスする側も自然とポジティブ思考になります。
30数年前、起業したころの自分を思い出す。
30代での子どもを持つ主婦二人での起業、
”待っていても仕事がないなら作り出そう”の気概で
セミナーやイベントを企画して自主開催したり公共施設などの場所に”こんなイベントがしたい”と企画を持ち込んだものでした。
その行動のいくつかは今の事業の礎になっていてすぐの収入には繋がらなくとも
「強い意思をもって続けること」が目的の場所への一番の近道だったよと
当時の自分に言ってあげたい。
先日プロルでお話会をさせていただいたいがらしろみさんのお話も面白かった。「菓子研究家」として自分には何ができるのかを絞り込み、人やコトの出会いを上手く転機のきっかけとして
掴み今の事業を築いてこられていた。
アンテナの張り方や感度がとても長けてらっしゃる方でした。
「10年後の自分」は何をしているかをメモで描きだしチャットGTPと会話してみて!
とのアドバイスもいただきました。
「メモ書きは捨ててもOKよ捨てて忘れる思いなんて大したことじゃないから」
ご本人も「空いた時間にいつもメモ書きしているの」と講座の待ち時間を使われ10年後をイメージされてた。
起業まではしなくても自分がイメージする同じ業界のお店を見つけてまずはサポートで入ってみる、業界をしっかりと見て、支えていくコトも重要とお話されていた。
そして先日はasumemoで作家よつめ染布舎小野さんとイシダアツコさんの
「アート・芸術で食べていくコト」という40代作家のお話会。
アートを生み出す作家さんにはそれぞれの思いがあり、自分の表現したいことを貫くために
食べるための副業としてバイトをしながら生活する人、お客様ありきのアート作品づくりで生計を立てる人などさまざまだ。
自分のアートを表現するために家業の染工場を継がず独立の道を選び個性を生かしながらも
作品の価値を見出し「アートを仕事にする」ということを俯瞰して見られる
小野さんのスタンスがとても面白かった。
これからの起業は幾通りもの発信の機会がある反面、反響の声もいくつも届く
ぶれずに前を向いてどう進むかは自分次第。どう生きるかは自分次第。