2024.7.8
はじめて考えるときのように
先日行われたトークショーTHINKの中で谷尻誠さんが考え方の影響を受けた
野矢茂樹さんという哲学者の話をされていたことが興味深く
その方の本を読んでみました。
わたしが手にしたのは「はじめて考えるときのように」という題目の本
とても、わかりやすく本当の意味で考えることへの興味が湧いてきた。
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「ずっと考えている」ということは
答えの候補が現れたときにいつでもつかまえられるように
「チューニング」をしてる状態だのことだと。
何か思い浮かんだ時に「これがあの問題の答えかもしれない!」と声が響く。
集中して考えている時はそれは鋭敏に研ぎ澄まされている、
他の声に耳を貸さずすべてをその問題に関係させて
「これだ」という声を待つ、それが「考えている」ということだと。
考える」ということは耳を澄ますこと、研ぎすますこと。
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さわりから面白い本でした。
そういえば日常でもそういう事象がしばしば起きる。
「考えている」と人、コト、モノとタイミングよく出会える瞬間がある。
社内でも多くの人を巻き込み「考える」チカラを身につけたい
もっとチューニングを突き詰めていくために
どこにいても「考えている」を身に着ける。
その他の項目もどれも面白い。
横書きとイラストという組みあわせがまたいい