2024.7.4
グリオットでワイン会
「ステュディオ・グリオット」営む山本恭湖先生のアトリエで
神戸のビストロ・レクレのオーナーでソムリエの瀬戸さんを招いての
ワイン会が開かれおじゃましてきました。
13人のこじんまりとした会でしたが出席者はどの人も個性的で面白い会でした。
お話しもお上手なソムリエの進め方はもちろん楽しかったのですが
ひとりで、この人数の食を受け持つ山本恭湖先生の手際よさは素晴らしかった。
お話しにも参加しながら頃合い見ておひとりで
パパッと13人分の盛り付けをして皆にサーブする。
タイミングが遅れそうなときはソムリエがお話しや配膳をサポート。
お客様もよく知る方々だからできる協力体制。
そしてそれが嫌味じゃなく楽しくて。
あわてず堂々とどのプレートもクオリティを保ちながらお出しする
”長く続けるコツはそこにあったか~”と感じる
まったくかしこまる必要のない高級なワイン会を堪能しました。
真ん中のワインはしっかり渋みを感じられるロゼ、これは面白かった。
お料理は濃厚なフォアグラを低温調理でとろけるやわらかさに仕上げてあり、
付け合わせのじっくりに詰めた「玉ねぎジャム」がそのフォアグラによく合う一品でした。
素材の良さを引き出す付け合わせの野菜もよかった。
「食べたらわかるよ」と出されたレモンのオリーブオイルがアクセントの
丁寧に作られた冷製アボガドスープがおいしい
。
会の集合時間ごろには焼けていたローストビーフの粗熱をとっている状態で
いつ出てくるのかと楽しみが増しました。
安芸津のじゃがいもグリルしただけの付け合わせもジャガイモの甘さを
感じる良いお味でした。
これにはもちろん濃厚な赤とあっさり目の赤で堪能