ハーストーリィプラス

女性の人生に
プラスな提案を

つかいて目線ノオト

自社プロジェクト

2023.4.3

【つかいてレポート】「場所×モノ」の相乗効果が生み出すにぎわいづくり

 

私は本が好きだ。
特に、お安く偶然出会える「古本」が好きだ。

私が生まれ育った地域は、「寺社仏閣」や「大学」が多い。
そんな地域性からか、小さな「古本屋」が多かった。
今でも「古本」から漂う独特の懐かしい匂いをかぐと、故郷を思い出す。

そんな私がこよなく愛するイベントが「古本市」だ。
「古本市」と聞くと行ってみたくなるし、
マルシェなどの片隅で売られている古本を見つけると、フラフラと吸い寄せられる。笑

ただ「古本市」だと何でもいいのかと言うと、そうではないという事を故郷を離れて気がついた。
故郷では、定期的に寺社仏閣で古本市が開催されていた。
夏は下鴨神社で、秋は知恩寺で。
子供向けの絵本から、何やら怪しい絵巻物まで。安価なモノから、思わず二度見する大変高価なモノまで。

新しい本を扱う本屋では決して立寄らないジャンルも、ちょっと手を出してみたくなる雰囲気がそこにはあった。
古本×寺社仏閣という組み合わせが、古本をさらに魅力的なモノにし、そこにしかない価値を作り出していた。
そしてそこに集まる人たちに、何となく一体感が生まれ「にぎわい」が出来上がっていたように見えた。
「場所×モノ」の相乗効果が生み出す「にぎわい」がそこにあるのではないかと思う。

私達もそんな「にぎわい」を新しい場所でつくれるといいなぁ。
もちろん色々な人たちの力を借りて。

ちなみに、夏の下鴨神社の古本まつりは虫よけ対策が必須である。笑

 

------------------

マーケッター ツジ 40代 /夫と中1のムスメの3人ぐらし。

1年半前に京都から広島にIターン。

ペーパードライバー克服予定。

 

Other Projectsその他のプロジェクト


PageUP