10月11日 つかい手目線を活用した、商品開発支援事業 第1回勉強会 開催レポート
福山商工会議所では、小規模事業者の方を対象に、つかい手目線を活用した既存商品のブラッシュアップ及び新商品開発における商品開発支援事業を行います。
この度弊社が企画・運営をサポートさせて頂き、商品力・販売力・情報発信力の底上げを図る事で、 新たな販路開拓を進めていきます。
9月28日(水)に「キックオフセミナー」を実施した約2週間後、10月11日(火)に、参加事業者10組で第1回勉強会(ワークショップ)を実施しました。
第1回勉強会のテーマは「コンセプト・アイデア整理」です。
今後計4回の勉強会を実施し、2月17日(金)に開催されるDEMO会にて、新商品開発の方向性や試作品等をプレゼンして頂きます。
(参加事業者紹介)
LOVEゲリータ、マルコ珈琲商会、株式会社虎屋本舗、POTCOOK合同会社、つぐみ漢方堂薬局、アロマラブ、甚ごろう、有限会社父石家神田、有限会社柿原豆腐店、ジンジャーダイヤモンド
(プログラム紹介)
■講演(先進事例紹介)
商品開発事例「SHINOTEX開発秘話とこれから」(クロストーク)
篠原テキスタイル株式会社 代表取締役社長 篠原 由起氏
(開発事例商品:デニムの残糸を再利用したアップサイクル靴下SHINOTEX)
創業1907年、備後絣織物の製造から「織り物」を続けてきた。現在ではその技術を進化させ、デニムに特化した素材開発を行っている。また、近年では、デニム製造工程で発生する端材(残糸や、規格外生地)のアップサイクル商品の開発(=SHINOTEX)や、デニム生地を活用し、地域と連携した商品開発や、取り組みも積極的に行っている。
【専門家】
本田屋本店有限会社 代表取締役 本田勝之助氏
【ファシリテーター】
株式会社ハーストーリィプラス
サスティナブルの先進事例として、注目されるSHINOTEXですが、常に情報をオープンにされ、織物・繊維の産地の強みである「横の繋がり」を活かした商品開発は、新しい商品を生み出すだけではなく、人と人の繋がりによってなし得る可能性の大きさを確認出来た事例として参考になった。
■勉強会(ワークショップ)
「コンセプト・アイデア整理」
・自社の強みの洗い出し(5分)
・顧客が求めるものやトレンドキーワードの洗い出し(10分)
・コンセプト出し(10分)
・グループ内でアイデア出し(25分)
・発表(1社3分×10社)
・本田さんアドバイス、意見交換(30分)
グループ内でのディスカッションは、目線が違う様々な意見が出てとても有意義な時間になりました。時間が足りないほど活発な意見交換を実施しました。
次回の勉強会は11月16日(水)になり、テーマは「ペルソナ・商品イメージ設計」です。またお知らせさせて頂きます。