【つかいてレポート】3つの“ミル”と5つのロケーションを楽しむ 山口アーツ&クラフツ
山口市 維新公園を会場に全国から約170名のクラフト作家が集まり、それぞれの作品を展示・販売する「山口アーツ&クラフツ」に行ってきました!
クラフト作品の展示・販売の他、ワークショップコーナーや山口県内の飲食店による飲食コーナーも充実し、雨がちらつくあいにくのお天気でしたが、会場は作家さんの熱量とクラフト好きの熱気に溢れ、とっても賑わっていました!
山口アーツ&クラフツでは、“ミル(見る)ミル(観る)ミセル(魅せる)”のイベントスローガンが掲げられており、来場者にまずは会場をぶらりと見てもらい、次にじっくりと観て、最後に作家さんに魅せられてほしいという思いが込められているそう。
その思いをなぞるように、私も2周3周と、気づけば思うままに広い公園内をぐるぐる。
“ミル”の段階を踏みながらじっくり自分好みの作家さんや作品との出会いを楽しみました。
モノやヒトとの出会い、作家さんの人柄に触れながら直接やり取りが出来るところが醍醐味ですが、
今回、特に惹かれたポイントがロケーションの良さ!
会場となった維新公園内には、四季折々の植物、せせらぎに噴水、橋や芝生の丘などなどとにかく表情が豊か。
そのロケーションを活かした異なる5つのブロックで出展エリアが構成されていました。
〈出典:山口アーツ&クラフツ公式Instagramより〉
Aブロック/桜園
Bブロック/せせらぎ護岸
Cブロック/梅園
Dブロック/芝生の丘
Eブロック/三段池
Aブロック
Bブロック
Dブロック
少し疲れたら、芝生やベンチに腰を落とし、飲食を楽しんだり、自然に癒されたり
飽き始めた子どもたちは、落ち葉をかけ合って遊んだり、芝生の丘をゴロゴロ転がったり
クラフト作品巡りがメインにありながらも、それぞれの場所にプラスで楽しめる要素があり、
モノ・人・場所がお互いの魅力を最大限に引き出し合う会場全体の雰囲気、とても素敵でした!
そして、なんと、
2025年3月末頃、広島ゲートパークにて
「第一回 広島アーツ&クラフツ」が開催されるそう!
緑に囲まれたゆったりとした維新公園の雰囲気とは異なり、広島会場は観光客で賑わう都心部の活気的なエリア。
どんな“アーツ&クラフツ”の楽しみ方が生まれるのか、楽しみですね♩
■広島アーツ&クラフツ|【開催予告】
2025年 3月8日(土), 9日(日)
会場:広島ゲートパーク(旧広島市民球場跡地にて)
Instagram:https://www.instagram.com/hiroshima.arts.and.crafts/
《日常生活に答える芸術》ARTS&CRAFTS という言葉は、
19世紀後半に英国で起こった「アーツ&クラフト運動」に由来し命名。
現在の安価で機能性に優れた量産品に反発するのではなく、素材の性質を踏まえ、
手仕事の良さを反映した実用性を伴う優れたデザインの生活工芸品=クラフト、アートを
日常生活に応える芸術として提案していきたい。
個性豊かなクラフト作家が集い、見るものと魅せるものが出合い、
そこから生まれてくるものを大切にしたいと思います。
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Marketer
さとリ / 母とネコと3人ぐらし
昨年、青森から広島に移住。
海に川に山。自然深いところが好き。
週末は、お気に入りスポット探しに自然散策してます♩