【つかいてレポート】オシャレな原風景 自然豊かなリアルイベント セントルマルシェ
2017年からスタートした「セントルマルシェ」は、
広島県の中央部に位置する東広島市福富・豊栄・河内の３町の事業者と
商工会が取り組むマルシェイベント。
穏やかで農作物が豊かなこの地域を南仏プロバンス地方の風景に重ね、
広々とした田園風景に赤い瓦屋根の家たちが点在する地方の特徴を象徴する
オシャレな野外イベントです。
春と秋を中心に自然を満喫できる季節に開催され、
この4月には１３回目が予定されています。
広島県央エリアの特産品である野菜や乳製品、ジビエなどの食材が会場で味わえるほか、
木工や皮製品、工芸品などの雑貨やワークショップなどの体験もできます。
何より、広大な芝の牧場に統一感のある白いテントがはためく会場は、
本当に気持ちが良く、非日常感が満載で、
家族や友人たちと1日中楽しめます。
そんな特別な体験ができるセントルマルシェのイベントは、
毎回、県内外から3000人もの来場者を集める人気ぶり。
その一番の秘密は、コンセプトとクリエイティブイメージの統一感だと
言えるのではないでしょうか。
基本のビジュアルカラーは、豊かな自然を象徴するグリーン。
たくさんの美味しいグルメが集まる楽しげなイラストには、
家族が集う様子がデザインされ、
紙、web媒体ともでしっかり情報発信をされています。
リアルなイベント会場もそんなビジュアルそのままな
自然に囲まれた楽しい情景。
ちびっ子やペットたちも思う存分走り回れます。
また、出店者からの情報発信も集客のキーワード。
このイベントをきっかけにこの地域の魅力を知ってもらうことで、
関係人口も増え、移住者増加にも一役買っているようです。
「セントルマルシェ」のイベントをフックとして
この地域のブランド価値を上げていこうという取り組みも進んでいます。
ハーストーリィプラスでは、広島県央商工会の伴走型事業者支援を担当。
令和2年度からは「セントルマルシェ・プライム」というブランド認定制度も制定され、
地域産品やサービスを域内外に発信、販売を強化することで
需要を喚起し、観光客の誘致の促進及び地域経済の活性化を図っています。
本場プロバンスとの姉妹都市提携を狙っているとか。
ぜひ一度足を伸ばして、日本のプロバンスを体験してみてください。
