tenel(てねる)(石州和紙女子チーム発足)
約1300 年の歴史を持つ石州和紙は「日本一丈夫な和紙」とも言われ、2009 年には手漉き和紙として初めて「ユネスコ無形文化遺産」に登録されました。
⽂化財修復のために、海外の有名美術館からも注⽂が⼊るという⼿漉き和紙ですが、現在その⼯房は4軒のみとなっています。
消費者のライフスタイルの変化等により日常的に和紙を消費するマーケットが縮小しており、新たなマーケットの創出が急務となっている一方で、女性や若手の職人や研修生、移住者も多く存在します。
本事業では石州和紙の認知拡大と消費拡大を目指し、和紙工房の研修生や、雑貨作家などとしての活躍を目指す人材からなる、女性チームtenel(てねる)の立上げを行いました。
※「てねる」という和紙制作上の島根弁の言葉をチーム名にしたこの「tennel」は女性15名からなるチームです。
和紙職人やその研修のために県外から島根に来ている人、地域おこしにかかわる人、雑貨を創る人、子どもの教育にかかわる人、和紙会館のスタッフとして和紙を広めている人・・などなど肩書は様々です。
◆活動内容
2019年1月12日
・書家・作家との意見交換会の実施
・第1 回 女性プロジェクトチームミーティングの実施
2019年3月23日
第2 回 女性プロジェクトチームミーティングの実施
2019年4月21日
広島西エリアの活性化を図る交流イベント「西の森フェスタ2019」出展
2019年8月4日
和紙つくりや和紙にかかわる体験イベントと「食」の販売「いっちょやってみん祭」主催
手づくりのイベントになんと200人弱の方が訪れました。