2020.9.18
「つくり手つかい手プロジェクト」での事業者訪問
昨日は黒瀬で無農薬栽培のお米を作る稲作農家の本岡さん宅をお邪魔しました。
確固たる信念を持ち長年無農薬での玄米を作られている本岡さんのお話は大変興味深かった。今年は例年になく猛暑、無農薬の田んぼには水がなくとも育つ雑草がみるみるうちに繁殖、稲が不作なのだそう、大変な年です。
それでも「ぬかは本当にからだにいい」と固定のお客様の玄米食のために日々稲育て、美味しい玄米つくりに励んでいるお話は感動でした。ある雑誌で見た輸入小麦の農薬の量に危機感をつのり「地域の子どもたちが食べるパン」のために次は無農薬の小麦を育てたいとおっしゃる。
70歳を超えてもなお、安心して食べられる毎日の食を豊かにするために目を輝かせてお話しされる本岡さんに感動すら覚えました。
そしてお話をお聞きさせていただいた家屋がまた素晴らしかったのです。
築150年の古民家、大きな松の梁がめぐらすお部屋はいまもなお健在、今年は暑すぎて
梁から松脂が流れてきたそう。
玄関入ると素敵な建具が!!思わずお写真を撮らせていただきました。