”素敵な人に会いたい”を春から連載でやってきましたが
今月は株式会社カンドウコーポレーション代表の福原勘ニさんです。
はやいもので今年最後の素敵な人に会いたいですねえ。
福原さんは私たちとほぼ同時期に会社を起こされてて、
年齢も似通ってて、悩みも共通で、仲間のようです。
とってもあったかい福原さんのお人柄は、地元広島では有名ですね。

さとう：
 広島でカンドウコーポレーションといえば、クール＆スタイリッシュなグラフィック、WEBデザインで浸透してますね。
福原：
 僕の会社の考え方は”誰も辞めない会社”チームワークをもっとも重要視してます。
離職率はゼロ、現在8名でやってます。どこに出しても通用する人の集まりを目指してます。スタッフがいつからかボスと呼び始めてそれが定着しちゃいました。
さとう：
 「太陽にほえろ」のようですね。（笑）
福原：
 それだけ深くかかわってますから人数が多いと大変です。
互いにリスペクトしあう間柄でありたいと思います。でも結構細かい部分にこだわりをいっぱい潜ませています。
●広島で一番おいしいお茶や珈琲を出す会社をめざすこと。
●おもてなしの心を大切にしていますから、お出迎え、お見送りは接客業以上のレベルを意識する。
●トイレを使ったら必ず蓋を閉めて出ること。これは心を揃えることに繋がります。
さとう：
 WEBデザインの仕事をしてる会社とは思えないこだわりですね。
イメージ的にデザインにこだわる会社は、人とあまり接触することをせずしてメール主体で仕事が運ぶと思われがちですが。
福原：
 仕事とは全て人とのかかわりから発生してくるものですから、打ち合わせに来ていただいたお客様から「またカンドウに行ってみたいな」と思っていただける会社にしたいんです。
来て頂いたらわかるんですが、オフィスの中の什器も仕事とは関係なく好きなものを飾ったり、趣味のものを置いたり、椅子にもこだわってます。仕事とは別な意味でカンドウコーポレーションカラーを存分に出します。
仕事においての考え方も明確です。当たり前ですが自己満足のデザインはNG、商業デザインであることを忘れてはおしまいです。
それと”素人視点”も持ちあわせないとダメ。新鮮さを常に保たなければいいデザインは生まれないということです。
僕たちはクライアントのその先のお客様に伝わるデザインをしていくことをいつも心がけます。
さとう：
 本当にそうですね。とかくクリエーターはデザインの良し悪しにはまっていってしまって「誰に伝えるものなのか」を忘れがちになりますよね。ひとりよがりのデザインに走らないためにも常に言い続けることも必要ですね。
福原：
 「ひとづくり」と「ものづくり」を同時に両方出来る会社でありたいと思ってます。ものづくりは全て人の内面からでるものだからね。
そしてウチの考え方に共感できるお客様と長く付き合っていける企業でありたいんです。


やっぱり熱ーーーい福原さん。お会いした日も、とびっきりのおいしい珈琲を入れてくださり、お忙しいのに社内を案内してくれました。なんとスタッフの方の仮眠室までありました。ガラス張りのオフィスは、福原さんのセンスで集められた什器や雑貨類の色が交じり合ってオフィスっぽくない空間。ついつい長居したくなりました。ていうかしちゃってました。
この続きは12月18日のハー･ストーリィビジネスカレッジ「クリエイティブコース」でお楽しみください。
4月から行ってきた講座もとうとう最終回を迎えることとなりました。1年間どうもありがとうございました。12月18日ぜひみなさんもお越しください。(※このコースは終了致しました▲現在オープン中の講座ははこちらから！）
さて来月からの「素敵な人に会いたい」は、私の大好きな雑貨屋もご紹介します。楽しみにしてくださいね。



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株式会社ハー・ストーリィ
イラストレーターさとうみどり

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