(株)電通西日本 大崎祐宣さんに会ってきました。
広島市の中心部のビルの上階で素敵なオフィス空間の電通は、クリエーターの憧れの地。私も昔(まだ前のオフィスだった頃ですが)イラストブックを持ってドキドキしながら訪れた日を思い出します。
電通社員の名刺も個性的で100色の中から各自でチョイスできるという仕組みをとられてるそうです。黒の上下で私の前に現れた大崎さんは、見るからに「クリエーター」といういでたちです。
■旧sato・みの好きなもの
さとう:
はじめまして、写真を拝見するととてもクールな方にお見受けするのですが、大崎さんは電通でお仕事をされて何年なんですか?
大崎:
ぼくがここに勤めたのは4年前からなんです。結構いくつかの会社を流浪の民のごとく渡り歩いてしまいました。大学は教育学部の美術専攻でしたので、デザインには興味を持ってましたが、それをコミュニケーションにどう活かせば良いかという点をいろいろ会社で学ばしてもらってます。
さとう:
電通に入るだけでも大変なのに色々渡り歩き、そして電通にたどり着くなんてどんな売り込みをしたのですか?
大崎:
それが売り込みを一切してなくて運良くいつも紹介者がいるんです。
最初に入った印刷業界も大手の凸版印刷で、クライアントも信頼ある大きなところを任せていただきやりがいはありました。ただ印刷が中心の営業スタイルに限界を感じて転職を決意しました。
引越し屋のバイトを一ヶ月したところで、次の就職先を紹介してくれる方がいて声をかけられたんです。
休んでいたときは家具職人を目指したりもちょっとしました。やはり表現者なものですから!
さとう:
すごく恵まれてますね!しかも次の就職先はADKなんですよね。
大崎:
ADKには7年在籍してました。前職よりステップアップして仕事がみつかりコレもまた運と縁です。そのあと電通にということになるわけですが、その頃は結婚もして子どももいますから、また次のステップアップはしなくてはいけないということは考えてました。
さとう:
そんなに思い通りに声がかかり、ツキが回ってくるということは普通では考えられないのですが、大崎さん流の何かあるんでしょうか?
大崎:
やはり自分が携わった仕事のビジュアルは、写真に取ったりして保存してます。それと大崎流履歴書を作ってるんです。
普通の履歴書ではない、やはりクリエーター感覚の伝わるものです。これを見ていただいてというのが大きいかな。
さとう:
やはり自分を伝えるツールなので個性的ですね!これは感激です。
大崎さんと話してるとどぎつさがないし淡々とされてる。「もっとアピールすればいいのにな」と回りがほって置けなくなるのでしょうね。
デザイナーとして数々の広告賞も取っている方で、何でもこなせるクリエイティブディレクターの位置づけで
着実に仕事の幅を広げてらっしゃる大崎さんの講座は7月17日です。
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イラストレーターさとうみどり
広島市西区草津新町2-15-17(株)ハー・ストーリィ内 TEL:082-501-0456 FAX:082-501-0457
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