RCC中国放送の門田さんに会いに行ってきました。
実はハーストーリィがここまで来たのは門田さんのおかげ!日野と二人で仕事を始めたばかりの頃、私たちの考え方や行動を買ってくださり、私たちふたりが主役の30分のドキュメント番組を撮るという計画を実行してくれた方です。ここだけの話ですが、私の描いた10年後のハーストーリィの絵は、このエンディングに私のイラストを使って下さるという約束もあって、今考えるとすごいスピードでイメージができ、描きあがったものなのです。
落ち込むとメールして励ましてもらったり、何でも相談していた私にとって頭があがらない人なのです。

さとう:
もう昔から知ってるので改まってインタビューってしづらいのですが、私の印象は昔から夢を公言して、そして実現していく人のイメージです。
門田:
大学を出てまずRCCに入り、右も左もわからない時に制作部でいろいろな番組に携わってましたね。その頃は一緒に働いてたのでよく知ってますよね。

※なんと、さとうと門田さんは若かりし頃、同じ職場(立場は大道具さんとテレビ局の制作部の方)同じスタジオで毎日2年間くらい一緒に働いてました。
さとう:
夢を語ってたことは覚えてますね。いつか必ず浜田省吾のコンサートをやるとか言ってましたよね。
門田:
有言実行型なので、言い続けたことはやらなければと自分にプレッシャーをかけてます。その何年も後に浜田さんの曲をモチーフに全国ネットドラマを作りましたから。
さとう:
しかし大きな組織にいて自分の夢をかなえるなんて、普通なかなかできないですよね。
門田:
僕は制作→営業企画→事業部→制作→東京営業→制作→制作部長→事業部と、ほんと転々としてます。言えることはどの部署に行こうと一生懸命やり抜くことです。そこで得たものは大きいし、特に営業を経験したことは大きかったですね。
さとう:
制作からいきなり営業部なんて、よく戸惑わなかったですよね。
門田:
”どこにいても広島を変えたい”ということをとにかく思い続けてましたから。(笑)営業部は色々なスポンサーを取るわけですから日夜、人に会います。番組の魅力があるかないかで、企業が予算を出したいかどうか決めるわけですから、自分が制作現場にいたことは大きく役立ちました。
作り手と見てる人両方が面白い番組と認められなければ意味がない、作る側の独りよがりではだめなんです。

制作部に居たときにゴールデンタイムで「週刊ぱぱたいむ」という番組を立ち上げ、普通のパパを主役にした番組企画で33%という高視聴率を取りました。これは大きな自信となりました。HSにもその時協力してもらいまいましたが、女性たちの意見は重要でした。「ぱぱたいむ」は12年間という長寿番組にもなりました。
さとう:
門田さんは”やりたい”と言う気持ちをもった人を紹介すると、必ず会って確かめてくれて、企画と言う意味では素人でも番組作りに参加させてくれる。HSのメンバーも”番組作りに参加したい”と言う女性たち何人もの人を関わらせてもらいましたね。
門田:
自分がそのつなぎの位置にいるかぎり、そうしていろいろな元気をもらいたいと思ってました。組織の中に居ても曲がらない自分の思いがあればその方向にいけるんです。
さとう:
今度はなんだか大きな構想があるそうですね。
門田:
広島で映画作りがしたい!この夢を今かなえてる最中です。
来年公開の「いとしのヒナゴン」と言う映画をまず広島で成功させ、全国に配給するという計画です。一般公募で配役も広島から募り、みんなに映画作りに参加していただきます。
この間主演の井川遥さんも来広して頂きました。
さとう:
楽しみですね。私も何か参加したくなってきました。ぜひ広島で成功して全国へひろげてくださいね。
今日は、ありがとうございました。

■「いとしのヒナゴン」子役募集HP
http://www.rcc.co.jp/release/2004/0525.htm


■門田大地(もんでんだいち)氏
RCC中国放送事業局事業部長
81年中国放送に入社。TVプロデューサーとして「週刊ぱぱたいむ」や「KENJIN」などを手がけ、イベントプロデューサーとしては「フラワーフェスティバル」「第九ひろしま」など動員数数万に上るイベントを指揮し、成功させている。
今年10月の奥田民生市民球場コンサートの仕掛け人のひとりでもある。JNN協議会賞を4度にわたり受賞。




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株式会社ハー・ストーリィ
イラストレーターさとうみどり

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