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仕事は欲しいが来るとつらい。
会社に行って指示される仕事を追われるように、来る日も来る日もやってた時が辛くてやめた。
今考えると会社に行って与えられる仕事があるってことがありがたいってことがよくわかる。
人間って贅沢でわがままだなって思った。
でも、私はイラストレーターを選んだ。
先は全くわからない。
母子家庭で、子供がいて、ただ生活費を稼ぐだけのパートの日々に不満で、生きがいを求めて選んだ自分の道。何も資格がなかった私は資格のいらないイラストレーターを目指すことを決めて希望が持てた。いつも将来アンアンに自分の絵がのることを想像してにんまりしていた。(今だから言えるが本当は資格をとろうと保母資格の本を買ったこともある。でもピアノが弾けなかった・・・それであきらめる、すごく動機不順)
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やっぱりイラスト描くこと好きなのかな?
講座でもよく言うがイラストにうまいへたはない。好きかきらいかだけだ。何人の人の共感を得られるかが勝負だ。後は自分との戦い。納得いく絵が描けるまで描き続ける。
だけど、1本しかない今のこの現実も抜け出さなきゃ!ちゃんと稼ぎたい!やっぱ人脈をつくろう!
私はイラストレーターを続ける為にパートに出て人脈をつくることを決めた。
今だからいえるが私は極度の人見知り。手紙ならかけるが初めての人とはなすことがうまくできない。好きな人、興味ある人は別なのだけどね。そんな私に人脈が作れるか・・・・・・・
無理やりどこかに勤め無理やり人に会う機会を作ることが一番。デザイナーの姉に相談してタウン誌か代理店に声をかけてもらった。
「知人に元タウン誌の編集長の人がいてその人が今代理店に入ってるから声を掛けてみるわ」と無理やりイラストレーターでの職探しをはじめた。
後日、姉から電話がありパートで面接OKの知らせが入った。「知り合いの日野さんを訪ねてごらん」
数日後、その日野さんが働いている広告代理店にイラストレーターとして面接に行った。 |
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