第17回 食育推進全国大会2022 in あいちに出展しました!
約3年ぶりに愛知県で開催された「食育推進全国大会」に出展する日本昆布協会ブースの企画、当日運営を行いました。
食育推進全国大会とは?
食育推進全国大会は、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施する6月の「食育月間」における全国規模の中核的な行事で、イベントや展示を通して食育の実践を働きかけています。
2006年の第1回大会(大阪府)以降、毎年全国各地で開催されています。
大会のコンセプトが、「食育を通じた交流と学びの場」「あいちの『食』の魅力を体感する場」ということで、日本昆布協会のブースでは、昆布をアピールできるようブースの装飾を工夫し、また来場者の方に昆布を味わう・知るの2つのポイントで楽しんでいただけるコンテンツを用意しました。
ブースのメインカラーは、昆布の緑。
壁には、商品になる前の「昆布」を知っていただくために、昆布の海の中での様子や昆布漁の写真をプリントしたタペストリーを展示し、さらにタペストリーの上には、約6mもの折昆布を展示しました。
普段、見ることができない長い昆布に「昆布ってあんなに長いんだ!」と皆さん驚かれていました。
そして、ブースの正面には産地によって形の違う昆布を知っていただくために、カット前の昆布を5種類展示しました。(左から 長昆布、日高昆布、利尻昆布、真昆布、羅臼昆布)長い昆布を見る機会は中々ないので、多くの方が写真を撮っていました。
昆布を味わう
つづいて、コンテンツ一つ目の出汁昆布の種類別食べ比べコーナー。
昆布は主に北海道で採られていますが、採られる場所によっても味や風味が違います。
その事を知っていただくために、出汁昆布(日高・利尻・真・羅臼)の食べ比べを行いました。
「本当に味が違うの?」などおっしゃっている方が多かったですが、試食されると「本当に味が違う!羅臼が好きかも」「やっぱり利尻だな。」といった声があり、昆布の違いを実感していただきました。
試食と合わせて、昆布を手軽に使っていただく為の提案として昆布水の試飲を行いました。
1Lの軟水に昆布を15g程度入れ、一晩冷蔵庫に寝かせておくだけで簡単にできる昆布水。
簡単にできることを口頭でも説明すると、関心を持ってくださる方が多く、味も「飲みやすい」と好評でした。
昆布を知る
昆布のことをより深く知っていただくために、プレゼント付きのこんぶクイズと昆布検定を行いました。気軽に参加していただく為、スマホで参加できる簡単なクイズを作成し、マニアックな方には、こんぶネットを「昆布検定」に挑戦していただきました。
スタッフとコミュニケーションを取りながら、クイズと検定に挑戦していただき、昆布のことについて沢山知っていただく時間となりました。
食育推進全国大会の来場者は2日間で約2万3千人と多くの方にご来場され、
昆布協会のブースにもたくさんの方が来ていただき、昆布を通じたコミュニケーションを取ることが
できました。
イベントを通して多くの方に昆布に対する興味のきっかけづくりができたのではないかと思っています。
これからも、昆布の魅力を広めていく活動をサポートしていきます!