【島根県石東エリア研究1】本日サイトOPEN!昔ながらの暮らしと伝統、そして自然を感じた大田市編
今年の秋に実施させていただいた島根県の石東エリアと呼ばれる大田市、川本町、美郷町を巡るモニターツアー。彼女たちが発見した石東エリアの魅力をギュギュッとまとめたWEBページが島根県西部・石見観光振興協議会がお届けする公式観光サイト「なつかしの国石見」内についに本日オープンしました♪
(http://www.all-iwami.com/contents/sekito_area/index.html)
とても素敵で石東エリアの魅力がギュっと詰まっているのでぜひ見てください!
そして石東エリアには、このページ内に収まりきらなかった魅力が盛りだくさん。紹介しきれなかった場所や写真、裏話を石東エリア研究として2回に分けてご紹介したいと思います!
■タイムスリップしたかのような町並み 「石見銀山・大森地区」
こちら、石見銀山大森エリアは、とにかく町並みがノスタルジック&レトロ。歩くたびに、女性の心をわしづかみにしちゃいます。皆さん、「もっと長く滞在したいー」と口走ってしまうほど・・・。
この町並みにいると、ひと昔前の日本に来たような・・そんな気にさせてくれますね。
こちらは、国の重要文化財に指定されている熊谷家住宅。一つひとつの昔ながらの暮らしの道具に女性たちは興味深々です。入るのは有料ですが、入ってじっくりと昔の暮らしを見る価値は絶対にありますよ!
言わずと入れた群言堂さん。こちらは、衣食住、根のある暮らしを楽しむライフスタイルを提案されているお店。店内は撮影NGなので、店頭のオブジェをパチリ。
城上神社(きがみじんじゃ)の泣き龍の天井。ここも知る人ぞ知るスポットですが、ぜひ立ち寄って欲しい場所です。その迫力に圧倒されます!
大森地区で見て欲しいのが、こういったちょっとした暮らしの遊び心ようなところなんです。一つひとつにこだわりが感じられて見ていて飽きません。そんなポイントが要所要所にあるので、あなた好みのポイントを見つけるのもきっと楽しいはずです。
■緑溢れる景色の「石見銀山・銀山地区」
お次は、石見銀山といえば、やはりその昔、銀山があったというエリア銀山地区をご紹介します。その道みちにある風景がまた素晴らしいので少しご紹介します。
こういった景色をゆったりと歩いたり、自転車で風を感じながら走ったり。
なんだか心が癒されます。
そんな中、突如現れるノスタルジックな小学校。なんだか懐かしい~。
小川もそよそよと流れ、よく見ると小魚も泳いでいます。
現在唯一、一般公開されている坑道「龍源寺間歩」です。
これらの人間が少しずつ掘っていったと思うと、その過酷さに驚かされます。
龍源寺間歩に着くまでには沢山の間歩の名残があります。その数には本当に驚くほど。壮大な自然の中には、これだけ多くの坑道を掘っていった当時の過酷さとその歴史の重さを感じざるを得ません。
■サラサラの白い砂浜と青い海を臨む「琴ヶ浜」へ。
石見銀山から車で約20分ほど。国指定天然記念物の琴ヶ浜へやってきました。
琴ヶ浜と言えば「鳴き砂」が有名ですね。
この、踏めばきゅきゅとなる砂ですが、大切な条件があるそうです。
それは、「砂が乾いていること」。雨や波しぶきで湿っていると鳴らないそうなのです。
この日は、昼すぎに少し雨が・・・・。どうかな・・と思いましたが、無事、鳴りました♪♪ほっ。
夕方近くに訪れたので、少し日が沈んてきています。
が、とにかくこちらの浜辺はキレイです。白い砂浜に、瀬戸内海のように島々のない広い日本海。ぼーっと、この風景を見て心の洗濯をしたいくらい。
そんな方におすすめなカフェが、こちらの「チーナカ豆」さん。
白い外観に木の温もりがあたたかいカフェです。
オーナーご夫婦もあたたかく迎えてくれます。
そんな海辺のカフェで、地ビールや手作りのドリンクを飲めば、悩みなんでふっとぶこと間違いなし!この笑顔が物語っていますね(笑)
■懐かしの町並み&大迫力の石見神楽を堪能した「温泉津温泉」
この日の宿泊は、温泉津温泉でした。
琴ヶ浜から車で約15分ほどの近距離にあります。
この日はラッキーなことに土曜日。なぜラッキーかというと、温泉津温泉街の中にある「龍御前神社」で石見神楽を見ることができるのです。
この近距離で神楽が見れる贅沢。神社で見れる神楽にお囃子の音も最大ボリューム!テンションアップっ!です。
こんな間近で写真を撮ることも出来ました♪
そんな、大満喫の夜を楽しんだ後は、宿泊先「旅館のがわや」のすぐそばにあるcafe bar路庵さんへ。
地元の酒蔵、若林酒造の「開春」などをいただき、ほろ酔い気分で温泉津を満喫です。
もちろん、お酒の前には、旅館のがわやさんの絶品料理や温泉も満喫♪贅沢づくしで心もカラダもホッカホカです。
温泉津に到着したのが夜だったので、翌朝、町歩きを堪能しました。
温泉津は江戸、明治、大正と様々な時代の建物が残っています。古いけど、なんだか懐かしい。ノスタルジックな町並みを堪能することができる貴重な温泉街です。
今回は、またまたラッキーなことに毎週日曜日に行われている地元の方が町並みを案内してくれる「おはようウォーキング」に参加させていただきました。見るだけでも面白い町並みですが、町のをよく知る方からその町の歴史をお聞きしながら周れたことで、より一層興味深く、その素晴らしさを感じることができたようです。
最後に、案内してくださった「薬師湯」代表の内藤陽子さんとパチリ。
■大自然に触れて心スッキリ。「国立公園 三瓶山周辺」
大田市にはまだたくさんの見どころがあります。
その1つが三瓶山周辺の山々。そして大自然です。
大人になって大声を出すことってほぼなくなってきましたよね。
そんな時こそ、やまびこを叫んでみましょう(笑)想像以上にスッキリしますよ。
山頂までは東の原エリアからリフトで登ることができます。
このリフト体験というのも、スキーやスノーボードをよくされる方ならいざしらず、案外、何年ぶり?という方が多いのも事実。早朝の澄んだ空気の中、高いところから、近隣の山々を見渡すことで、とってもリフレッシュすることができます。
■いつの間にか太古の森へタイムスリップ!?「三瓶小豆原埋没林公園」
東の原エリアから車で約20分ほど。三瓶山を囲んでぐるっと北へ向かった場所にあるのが三瓶小豆原埋没林(さんべあずきはらまいぼつりん)公園です。ここは世界的に見ても稀な場所、ということを皆さん、ご存じでしょうか?
ここにはなんと!4000年前の太古の森が展示されているんです。その昔、三瓶山の火山活動によって埋まってしまった太古の森が、偶然にも1983年に出現して、1998年に発掘調査で確認されたとか。上記の写真をよく見ると木のそばに小さな人影が。こんなに大きな木が約4000年の眠りを経て、現代に出てきたとなるとビックリな場所ですよね。
この、人と木の大きさの差は、目を見はるものがあります。想像を膨らませてみると、まるで「風の○のナウ○カ」の腐海の森のような・・
■わざわざ食べに行きたい絶品グルメ。湯元温泉旅館の「三瓶そば」
大田市の魅力満載で、とても長い記事になりましたが、最後にご紹介したいのが、今回のモニターさんに「わざわざ食べに来たい」と言わしめた湯元温泉旅館さん、そばcafeYumotoの「三瓶そば」。
こちらの蕎麦は在来種の蕎麦を使った十割蕎麦で、味と香りが絶品なんだとか。十割蕎麦なのにぼそぼそもしておらず、細めの麺でつるっといただけます。
そばcafeYumotoのお蕎麦を打つのは若女将さん。
このこだわりのお蕎麦は本当に食べて欲しい一品。
モニターさんも大満足のこの笑顔♪
ちなみにこちらの温泉は源泉が近いということでかなり豊富な湯量のようです。
湯の花もたっぷり。
なので、お土産に湯の花も販売されています♪近くに行かれた際はぜひ♪
ただ、食事や温泉などは旅館のお休みや宿泊客の状況によるようなので、一度ご確認して行かれるのがおすすめです!
石東エリアは、大田市、川本町、美郷町の3エリア。今回は大田市のみのご紹介でしたが、それだけでも魅力は盛りだくさんということを感じていただけたでしょうか?広島からたった2時間でいける場所に、こんなに魅力的な場所があるなんて。そう感じた方はぜひ一度訪れてみてください。
次回は、川本町、美郷町エリアについてご紹介したいと思います!
■石東エリアについて知りたい方はぜひこちらのHPをご覧ください。
「石東をめぐる女子モニター2泊3日の旅物語」
http://www.all-iwami.com/contents/sekito_area/index.html
島根県西部・石見観光振興協議会公式観光サイト「なつかしの国いわみ」