まちづくり、にぎわいづくりの企画のヒントを探してみる
まちづくり、にぎわいづくりにの参考になる面白い企画はないものかと
古本屋さんで購入していた「こっそりごっそりまちをかえよう」という本を
再度読み返してみました。
10年前くらいの本なのですが これが今でも新鮮に読めてとても面白いのです。
建築家の著者がまち全体を俯瞰してみて妄想企画をたててみたり、
常識と思われてることを世界のデータと照らし合わせて見比べたり。
書の中にある項目は以下のように作戦をたてる感じで進んでいきます。
その中でもまちづくりのヒントになりそうな興味深いものをご紹介してみます。
◆「まちじゅうの駐車場を子どものあそび場に戻そう」
このアイデア何か活かせるかも。
地元、宮島口の駐車場を平日の午後から子どものあそび場になったら・・・
子どもたちは何をして遊ぶだろう。
週末は訪れる観光客で埋まる多くの駐車場。
平日の閑散期は地元の人に開放し、子どもたちが集まるイベントや遊びにつかえれば面白い
広い駐車場内でボール遊びや走り回る子どもたちの姿が見てみたい。
◆「自分が猫だったら近所のどこで昼寝するか考えてみよう」
なんでも猫が日向ぼっこをするのは本能だそうで、心身の健康を保つためらしいのです。
具体的には、「セロトニン」を分泌を促し情緒を安定させるのは人間にとっても悪いはずはない。のんびり、日当たりがよいところで15分くらい日向ぼっこの場所を見つけて幸せホルモンを養う場所「ねこが昼寝したくなる場所」の看板を掲げてベンチなんておいたりしたら楽しそうだ。
◆「まちのなかでお弁当を広げて食べたいと思う場所に印をつけておこう」
本を読みながら、自分の生活する地域に落とし込んで妄想する、これが意外と企画の基になり考えているだけでわくわくする。
この本の中の妄想は人が主体なのだ。
自分のまわりの環境と共存するために人間が絞り出すアイデアが満載。
そこが面白かった。
「いつかじぶんのこどもや孫がおおきくなったときに一緒に住みたいまちをつくろう」
まちづくりの原点、良いことをまた思い出させてくれた。





