2025.10.13
こっそりごっそりまちをかえよう。
古本屋さんで「こっそりごっそりまちをかえよう」という本を買っていて
再度読み返してみた。
10年前くらいの本のようだけど、それがとても面白い。
建築家の方が書いているこの書は
まち全体をみていたり、妄想の企画や世界とデータでの比較も使われていたり
なんとも面白い。
これを自分のことに置き換えて妄想して読むとさらに面白い
ある項目はこうだ
「まちじゅうの駐車場を子どものあそび場に戻そう」
私の地元の宮島口の駐車場が夕方とか朝早く、平日午後からでもいいので
子どものあそび場になったら楽しいだろうな~。
「自分が猫だったら近所のどこで昼寝するか考えてみよう」
のんびり、日当たりがよくて雨風がしのげて自然を満喫
「ねこが昼寝したくなる場所」の看板を掲げてベンチなんておいたりしたら楽しそうだな~
「まちのなかでお弁当を広げて食べたいと思う場所に印をつけておこう」
本を読みながら、すぐに自分の生活する地域に落とし込んで妄想sる
考えているだけでわくわくする。
近くで起きている何か別な理由でそこで生活する人のためではない
別な理由で”今ある自然を壊し山を伐採して大勢の人が訪れる施設を建てましょう”と
いうような考えではなくて
この本の中の妄想は人が主体なのだ。
自分のまわりの環境と共存するために人間が絞り出すアイデアが満載。
そこが面白かった。
「いつかじぶんのこどもや孫がおおきくなったときに一緒に住みたいまちをつくろう」
そこがまちづくりの原点、良いことをまた思い出させてくれた。