12月6日(木)かしこくムリなく自分らしく「ワーク」と「ライフ」の勉強会(東広島)ご報告
かしこく ムリなく 自分らしく 「ワーク」と「ライフ」の勉強会vol.2:開催報告レポート
12/6(木)、東広島芸術文化ホールくららにて、『かしこく ムリなく 自分らしく 「ワーク」と「ライフ」の勉強会』の第2回目を開催しました。
講師はジブラルタ生命保険株式会社ライフプランコンサルタントの徳田典子さん。
「自分らしく働くために、ワークとライフの目標設定・ライフプラン講座」と題し、お金と働き方にまつわるアドバイスをお話しくださいました。
最初の項目は「お金の話」。
資産計画を立てる上で、現状を把握しておくことはとても大切です。何があるか?これからいくらかかるか?準備はできているか?
「生活」「学費」「貯蓄」など、私たちが普段意識できているところから、「医療」「年金」「死後整理」のお金まで、「まだ深く考えなくて大丈夫」と、ついおろそかにしてしまいがちなお金の話まで、幅広く教えてくださいました。
とくに、「医療」や「死後整理」のお金については、「急なことなので準備ができていないケースが多く、もしもの場合は、そのせいで他の資金計画が崩れてしまいます」と助言。
参加者の方たちも、自分の場合はどうだろう?と、真剣に耳を傾けていました。
次に徳田さんからいただいたアドバイスは、「目的・目標を持つこと」。
今どうして働きたいのか?お金を稼ぎたいのであれば、それは誰のため?何のため?
例えば子どもの教育資金のためなのか、旅行や食事など暮らしをより豊かにするためのものなのか?
もしくは、こんな仕事がしてみたい、挑戦したいという自身のスキルアップや、社会との繋がりを求めてのことなのか?
事前に用意してくださったシートに書き出し、2人1組になって1分間の時間制限の中でそれぞれの思いを口に出すワークをしてみました。
“思いを形にする作業”を通じ、自分の本当の気持ちが見えた方も多くいたようです。
「働くにあたり、自分の目標がない人が多すぎます。目標がないということは、何をしたいかがわからないということ。それではどんな仕事があったとしても、“決め手”に欠けるんです。家から近いし… 時給も悪くないし… それなのに、けどなぁ…と踏みとどまる。それは自分が何を目標にしているかが定まっていないせいです」との言葉に、大きくうなずく姿が数多く見受けられました。
最後は、皆さんから寄せられたQ&Aに回答。
「扶養を超えて働くか、範囲内で働くか迷い中です」という質問には、「将来的にかえってくるものが大きいので、超えて働くことをおすすめします。ただし、超えるのであれば突き抜けてください。少しだけ超える程度だと逆に損をすることが多いです。また、扶養手当など扶養者に対する手厚さはそれぞれの会社によって異なるので、まずは現状どれくらいの手当を受けているのか、ご主人に確認してみてください」と、アドバイス。
「いつから働こうか、タイミングがわからない」という質問には、「働こうと思った時が、タイミング。働きたいと思っているなら、今ですよ!」と、きっぱり。
また、「先ほど目標設定の話をしましたが、目標はどんどん更新していけばいいんです。働き出してみて、意外と“あら、私ってこんな才能あったんだ”と気づくことも結構多いものです。そうしたら、正社員になるとか、稼げる額を増やすとか、目標を高くしていけばいいんですから」という力強いエールに、大きな励ましをいただきました。
参加者の方たちからは、
「お金に対しての危機感はあったものの具体的に考えられず… 今日、少し現実的にとらえることができ、自分の中で進歩がありました」
「すごくワクワクしました。働くための目標設定をしようと思いました!」
と、嬉しい声が寄せられました。
講演終了後、恒例の「賢いハローワークの使い方」を説明。
そののち、希望者のみ徳田さんや広島労働局の方に個別相談をされていました。
「賢いハローワークの使い方」および個別相談会は、今後の三原・福山の会でも開催されます。
働くにあたりハローワークについて知りたいけど、直接訪れるのはなんとなく行きづらいなと感じている方には絶好のチャンスです!
システムや求職方法、公共職業訓練の話など、気軽に聞ける良い機会ですので、ぜひ働くための第一歩として活用していただけたらと思います。
有意義なお話を聞かせて下さった徳田さん、
雨の中ご参加くださった参加者の皆様、ありがとうございました。
次回、三原・福山会場でたくさんの方にお目にかかれることを楽しみにしています!
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